= くとるたんVSデモンベイン =

「 第四話 」

「褐色美女」

アラビア製な筈ですが。

後年翻訳された「禁断の魔道書ネクロノミコン」では、アルハザードは"色白碧眼の美少年"とされているので
或いはこれのことか・・・と思ったけど流石に製作時期を考えたらただの偶然の一致・・・カナ?

 

「釈然としない点」

・そもそもアル・アジフは本ではなくスクロール(巻物形式)では
(HPLの言明はないので断言はないがケイオシウム等では巻物が多い)

・特段の理由がない場合、無性物は「彼」=男性扱いになる筈では

・ショゴスについては「漠然とほのめかし」「地上には存在しない」と書かれており
到底使役可能であるとは思えない

・ヒューペルボリアのマイナー神格にすぎないアトラク=ナクアの記述など存在するのか?
しかしHPL作品でナクアが言及されたことが一度だけ有ったはず、この点は調査中

・ニトクリスに関する記述は?但し「ファラオと共に幽閉されて」は未見なのでこれは留保

・バルザイ刀・ズカウバ薫香等は全てジョン・ディー英訳版の内容であり「貴重とはいえ不完全」
(バルザイはカーターと会った時のアタルの年齢から逆算すると、アル・アジフ執筆時の約1200年後の人物となり
大きく時代的に矛盾するが、幻夢境と現実世界では時間の流れが異なるという事もありうるので問題無し)

・深きものへの言及は存在しないのではないか?
(クトゥルフ族への言及がある以上はそれに関連して記述があっても不思議はないが)

・クトゥグアなど最初から存在しないあんなものは存在しなかった最初からなかったのですよアハハハハハ

・イタクァの記載は?ただしそっちはあっても許す

・シャンタクはニャルラトホテプの使者であり人類側が任意で使役できうる存在ではない
(ただ名前と飛行能力をコピーし「敵の名を使うことで其を降伏させ使役する」という意味かもしれない)

・銀の鍵無くしてネクロノミコン(=アル・アジフ?)が銀の鍵の門を越える奥義を理解することはできない

・ウムル・アト=タウィルに対してアルが何の恐怖も感じていない描写は本来の記述と矛盾する

・アル・アジフにヒヤデス大図書館の記述は無い、また「ヒヤデス」の名称は後世に付けられた筈ではないか
(最もこれらは精霊化して後に習得した知識の上書き、という事で問題ないとも理解できる)

・ヤディス星のドール(幻夢境のものではない)に関する地球上の記述は存在しないのに何故知っているのか
(既にHPLのアーカムハウス版小説が刊行されている世界らしいので、WTでの連載を読んでいたのかもしれない)

まあ他にもあった気がしますが思い出せるのはこのくらい。
ただ、過半数は単なる「いちゃもん」なのであまり気になさらず。この程度の矛盾はHPLもやってます。
何度も言いますが、俺はデモベ好きですよう。誤解があるようですが。
また三話にも説明の補正をしていますのでご報告。

 

「アイオーン」

つまりそういう意味なんだと思います。アイオーンはゆえに復活してはならなかった、と。
羽が生えただけで基本的に最初の姿のままで(主役機交代無しで)最期まで戦ったデモベは男前。

ただどうやら深読みのしすぎみたいです(涙
この通りだったらクト的に惚れたんですけどねぇ