集中連載1P漫画
『はっちゃけくとるたん』

第四話 「きょうきのさんみゃくにて(後)」

= 日○ブレイク工業社歌で歌おう!=

「南極ブレイブ小町のテーマ」

 

ブレイブ!ブレイブ!氷の大地の  解剖!解剖!解剖勘弁 (((('A`))))

念力制御が解けてゆく  ショゴスがどんどん暴れてく  南極の平和を阻むやつらさ テケリ=リ!

南極ブレイブ小町 マイクロ・ナト・ボール DaDaDa!  南極ブレイブ小町 ムナールアンカー 氷を砕き

蟹を倒すぜ!ショゴス倒すぜ!蛸を倒すぜ!大地へ海へ!走る!走る!  南極ブレイブ小町

 

ブレイブ!ブレイブ!地下の秘密基地  南極 ヨークシャー 地底回廊も

遺伝子操作もお手のもの 強力生物創ります  正義のシンボル 五芒星をかざせ テケリ=リ!

南極ブレイブ小町 回転円盤 DaDaDa!  南極ブレイブ小町 ショゴスシナプス 怒りに震え!

蟹を倒すぜ!ショゴス倒すぜ!蛸を倒すぜ!大地へ海へ!走る!走る!  南極ブレイブ小町

 

南極ブレイブ小町 マイクロ・ナト・ボール DaDaDa Na!  南極ブレイブ小町 ムナールアンカー DaDaDa Da!

南極ブレイブ小町 回転円盤 DaDaDa!Hey!  南極ブレイブ小町 ショゴスシナプス 怒りに震え!

蟹を倒すぜ!ショゴス倒すぜ!蛸を倒すぜ!大地へ海へ!走る!走る!  南極ブレイブ小町

テケリ=リ!

 

「ムナールアンカー」

右手に煌く科学の力!ムナーリウム合金で作られた対尋常生物用物理制圧兵器だ!
その破壊力はドール数十匹の群れによる地震にも匹敵するぞ!

 

「ムナール」

古きものが硬貨として用い、下級奉仕種族に対して護符の効果も持つとされる五芒星の石は
ムナールの灰白石と呼ばれている(TRPG準拠)。
ムナールといえば災厄都市サルナスの存在する幻夢境の一地域名だが、関連は不明。

 

「南極の平和を」

南極の狂気山脈はCthulhu族やショゴスに支配地を追われた古きものたちの最後の砦である。
しかし大多数の古きものは冬眠状態にあり、狂気山脈内部にも多くのペンギンやショゴスが侵入している。
ついでに人間も。

 

「えるださん」

本来古きものは雌雄同体・・・というか雌雄同株の半植物生命体である。
よって男女もないのだが、長い退化の果てに再度環境適応をなすべく雌雄に分かれたということにしといて頂きたい。

 

「NBKロボ」

彼女は山脈警護任務のために冬眠から覚めている。
古きものが高度な科学者種族であったことは今更言及するまでもないだろう。
彼等が「武装」していた、という表現からも明らかに「道具を用いて己を強化する」文化を有していたのだ。
人間とほぼ同サイズの古きものが巨大なCthulhu族に対抗すべく巨大"人型"兵器を開発していたとしても不思議は無い。

 

「種族間の因縁」

南太平洋に新たな大陸が隆起し、陸上の古きものの都市が甚大な被害を受けたちょうどその頃
Cthulhu族が地球へ襲来し、その恐るべき破壊の力をもって古きものは水中へと追いやられた。
やがて和平が結ばれ、Cthulhu族には新たに隆起した大陸が譲渡され、古きものは過去の支配地域を回復したものの
再び侵攻したCthulhu族によって聖地・南極までも破壊され尽くされたのである。
その後、ルルイエ沈没と共にCthulhu族が休眠状態に入り、古きものは三度地位を回復する。
しかしその痛手は大きく、戦乱によって生命創造技術は失われてしまった。
更にはショゴスの危険な独自進化が加速化し、古きものの滅亡は決定的なものとなったのである。
以上より、古きものにとってCthulhu族は災厄であり、不倶戴天の怨敵以外の何者でもない。

 

「マイクロ・ナト・ボール」 「地下の秘密基地」 「ヨークシャー」 「地底回廊」 「回転円盤」

いずれも"バカ大将"ブライアン・ラムレイ著 『狂気の地底回廊』より。
ダーレス的というよりライトノベル的なお気楽展開で、流石に御大と比べると未熟だが
随所に『狂気の山脈にて』を史実化しようとする試みが見られ、ラムレイの神話への愛が感じられる良作。