HPL資料館

〜小説・は行〜

タイトル
 
作者
出版元 初版発刊年
 分類
解説・備考
・・・は行・・・
『ハスタール』
 
伏見健二
角川書店
 電撃文庫
2001
 小説
・同作家の小説『セレファイス』『ロード・トゥ〜』の
 続編的な小説
『花輪竜一郎さんの優雅な生活』
 
神月摩由璃
ハヤカワ文庫
 ハィ!ブックス
1991
 小説
・ファンタジーコメディもの
・タコヤキ屋台のクトゥルフ、シュブ=ニグラスの
 ジンギスカン等ジョークとして言及されるのみ
『秘神〜闇の祝祭者たち』
 
朝松健
アスペクトノベルズ アンソロ小説 ・邦文作家たちによるクト系アンソロ
『秘神黙示ネクロノーム』
 1〜3巻(完結)

 
朝松健
角川書店
 電撃文庫
小説 ・現代オカルト&ロボット・アクション
・Elder Thing の遺産である可変巨大兵器
 「ネクロノーム」が登場
『平野俊弘
 キャラクターパラダイス
 女我(MEGA)』

 
平野俊弘
BANDAI 1993.7.
 画集
・平野俊弘のアニメ・漫画等作品の画集
・イクサー1・3関連アリ
『ファンタジー・ガイドブック』
 
石堂藍
国書刊行会 2003.12.10
 資料
・ファンタジー世界の解説書
・「夢」の項にて凍えるカダスへの言及あり
『ファンタジーファイル
 アイテム・コレクション』

 
安田均・グループSNE
富士見書房
 富士見ドラゴンブック
 (文庫)
1988
 資料本
・『呪文書』の項に神話への言及
『ファンタジーファイル
 シティ・コレクション』(下)

 
安田均・グループSNE
富士見書房
 富士見ドラゴンブック
 (文庫)
1993
 資料本
・『水中都市』の項に神話への言及
『ファンタジーファイル
 モンスターコレクション
 改訂版』(上、下)

 
安田均・グループSNE
富士見書房
 富士見ドラゴンブック
 (文庫)
1996
 資料本
・『ギルマン』他の項に神話への言及
『フランケンシュタインの子供』
 
著:メアリー・シェリー
角川書店 1995.01.10.
 小説
・『C.D.ウォード事件』(HPL)、
 『プロットが肝心』(R.ブロック)収録
『別冊宝島457
 もっと知りたい
 ホラーの愉しみ!』

 
編:井野良介・原広 他
宝島社 1999
 紹介誌
・映画・小説などのホラージャンル研究所
・P.78よりHPL・クトゥルフ神話の検討あり
『ペルソナ・アナザービジョン
 明日出会う自分へ』

 
著:甲斐透
 絵:岩崎美奈子
スタジオDNA
 DNAノベルズ
2001.4.
 ゲーム小説
・PSゲーム『ペルソナ2罰』のサイドストーリー
・レイジの章にてニャルラトホテプが登場
 なかなか効果的に使ってくれていて嬉しい限り
『ヘンダーズ・ルインの領主』
 
編:安田均
 作:グループSNE
 著:山本弘 他
ホビージャパン 1991
 シナリオ集
・TRPG用のシナリオ集
・山本弘『スキュラの恐怖』収録
『放課後怪奇くらぶ
 Twillight Zone in School』
二見書房 1997
 資料本
・TRPG『クトゥルフの呼び声』シナリオあり
『僕たちの好きなTVゲーム
 熱中RPG編』
    ・『邪聖剣ネクロマンサー』の項にて神話への言及あり
『宝石』(雑誌)
 『宝石』
 48年6月号〜49年7月号
  「怪談入門」
  
 江戸川乱歩
  1948〜49
 連載コラム
・連載コラム中にて乱歩が日本で初めてHPLへ言及
 「…ラヴクラフトの狂熱に惹かれる…彼の怪談には
 三つの要素がある、音、匂い、色である」

・そして各々の代表作として音の「エーリッヒ」、
 匂いの「ダンウィッチ」、色の「色彩」を挙げる
・後にこの紹介の順番どおりにHPL作品が邦訳される
 『宝石』
  55年11月号
  1995.10 ・本邦初のHPL翻訳『エーリッヒ・ツァンの音楽』収録
 訳:多村雄二
 『宝石』
  57年8月号
  1957.7. ・HPL『異次元の人(アウトサイダー)』収録
 訳:平井呈一
 『別冊宝石』 108号
  61年
  1961. ・HPL『冷房装置の悪夢』収録
『撲殺天使ドクロちゃん』 3巻
 
著:おかゆきまさ
 絵:とりしも
電撃文庫
 メディアワークス・
 主婦の友社
ラノベ ・"ドクロちゃん妖怪辞典・西洋の妖怪編"で
 インスマス人の記述あり
『BODY FLASH』
 
深町薫
蒼竜社 1996. ・アダルトホラー小説
・ヨグ=ソトースや魔道書が登場
・2001年よりDL販売もしてるようです
『骨月 あるいは
 a honey moon』

 
武満徹
私家版 1973.12.
 小説
・日本を代表するクラシック/現代音楽系作曲家
・エッセイストとしても有名な人物
・冒頭に「永遠に横たわるもの そは死せるにあらず
 未知なる時の流れをもってせば 死を超越せり」と
 ネクロノミコンの引用がされている
・小説自体はポー的なゴシック風味
『ホラーRPG
 ラプラスの魔
 BOOKバージョン』

 
ハミングバードソフト
アスキー
 ビジネス・アスキー
1988
 ゲームブック
・同名ゲームのゲームブック版
・小説などとは微妙に差違あり
『ホラー&ファンタシイ
 傑作集』1〜4

 
原作:HPL 他
 訳:大瀧啓裕
青心社 1:1984
2〜4:未確認
 翻訳小説
・『Weird Tales』からの翻訳アンソロ
・神話にゆかりの深い作品も多い
『ウィアード(文庫版)』にて収録・再販される
『ホラー映画の魅力/
 ファンダメル・ホラー宣言』

 
小中千昭
岩波書店
 岩波アクティブ新書
映画批評 ・『インスマスを覆う影』の裏話と写真、『邪願霊』で
 使われた架空のアイドル曲「インスマスにさよなら」を
 字幕で確認できる写真が収録
『ホラー・ガイドブック』
 
尾之上浩司
角川書店
 角川ホラー文庫
2003.7. ・下記の風見賢二「ホラー小説大全」と併読することを
 前提に書かれたというガイドブック
・クトゥルフ神話への概説あり
『ホラー・コネクション
 高橋克彦迷宮コレクション』

 
高橋克彦
角川書店
 角川文庫
2001.7.
 対談集
・荒俣宏・瀬名秀明など大物ホラー作家との対談集
・都筑道夫への対談にて高橋克彦が
 『ダンウィッチの怪』への言及をしている
『ホラー小説時報
 1990〜2001』

 
東雅夫
双葉社 2002.08.
 批評誌
・SFマガジン誌にて発表されたレビュー集
・文章の端々に見られるHPL擁護が涙を誘う
『ホラー小説大全
 ドラキュラからキングまで』

 
風間賢二
角川書店
 角川選書
1997.7.
 評論書
・いきなりオビで「最も強烈な感情は〜」の引用が!
・「サブカルとしてのアメリカンホラー」として紹介され
 公正な評価は下手なHPL特集誌よりも有意義
『ホラー小説大全
 ドラキュラからキングまで』
 (増補版)

 
風間賢二
角川書店 2002.07. ・上記の増補復刻版
 内容にここ5年分の大幅な加筆がされている
・ホラー小説ガイドブックとして是非持っておきたい
『本当に恐ろしい
 サイコホラー読本』

 
発行:小沢誠昭
ぶんか社 1999.7.
 紹介誌
・小説・映画などのサイコホラー系ガイドブック
・M.スレイド『グール』他の紹介あり
『翻訳小説全情報
 '45〜'92』
日外アソシエーツ 1994.1.20
 事典
・1945〜92年に翻訳・出版された海外小説の全情報を
 網羅した大事典
・97年の「ラヴクラフト全集」など、
 ラヴクラフト・クトゥルフ神話翻訳全盛期が見られる
『翻訳小説全情報
 '93〜'97』
日外アソシエーツ 1999.2.26
 事典
・1993〜97年に翻訳・出版された海外小説の全情報を
 網羅した大事典、上記の続刊
・荒俣弘「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」など

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