「サドカイ教徒の勝利」 著:ジョーゼフ・グランヴィル *実在
『魔宴』:1923
・1681年刊行の、恐るべき書物。キングスポートのある家に収蔵されていた古書の一冊。

 

「ジェディダイア・オーンの手記」
『C・D・ウォードの怪奇な事件』:1927〜28
・1770年末頃?ジョゼフ・カーウィン宛の書簡。私文書図書館に保管されている。
 招魂に関する内容で、ネクロノミコン第七巻にも言及。
 またカーウィンが『アメリカにおけるキリスト者の偉業』を読破したとの記述あり。

 

「屍食教典儀」 著:ダレット伯爵
(概要)
オーガスト・ダーレスの創造による魔道書。ダーレスの祖先であるダレット伯爵の著書とされる。
『闇をさまようもの』:1935
・1935年にブレイクがフィデラル・ヒルの放棄されたO∵S∵W∵教会へ侵入した際、書棚に収蔵してあった魔道書の一つ。
 悪名高いと形容される。
『時間からの影』:1934〜35
・1908〜13年の間、ミスカトニック大学ピースリー教授の体を借りた大いなる種族が閲覧し、欄外に書き込みをしたという。

 

「失楽園」 著:ミルトン(実在)
『ダゴン』:1917
・作品の語り手がルルイエ上陸時に同作品の「いくつかのくだりが妙に思い出され」たという

 

「シドニー・ブルティン」(新聞)
『クトゥルフの呼び声』:1926
・オーストラリアの新聞。1925年4月18日にアラート号曳航の記事

 

「ジャーナル」(新聞)
『闇をさまようもの』:1935
・1935年7月17日付の朝刊にて、フィデラル・ヒルの停電に伴う教会の怪異についての記事が掲載。

 

「シャッガイ」 著:ロバート・ブレイク
『闇をさまようもの』:1935
・ブレイクが1934〜35年の冬に完成させた、自作の中で最も世に知られた短編小説五編のうちの一つ。

 

「食事をする屍食鬼」 作:リチャード・アプトン・ピックマン(絵画)
『ピックマンのモデル』:1926
・ピックマンが古株の画家ジョウ・マイノーと絶交する機会となった絵画。
 ピックマンの代表作で、現実世界でもハネス・ボクなどの画家がこの画を描いている。

 

「ジョン・ジョーンズの手紙」
『小さなガラスびん』:1897
・オーストラリア沖で発見されたラム酒の空き瓶に入っていた手紙。裏面は「宝の地図」になっている。

 

「侵略者の書」
『月沼』:1921
・アイルランドのキルダリーの町にある沼について記載されている。ペストによって亡くなったギリシア人の子孫は全て
 タラフトに葬られたが、その際に見捨てられた町が一つあったらしい。それが作品の舞台である沼の底に存在するらしい。

 

「崇高なるアメリカのキリスト教徒」 著:コットン・マザー *実在
『家の中の絵』:1920
・1896年、ミスカトニック谷からアーカムへ向かう道中の森にあった一軒家に収蔵されていた古書の一冊。

 

「西欧における魔女信仰」 著:マリイ
『レッド・フックの怪』:1925
・ニューヨーク州刑事トーマス・F・マウロンは同書を読んでおり、全ての犯罪の根底に太古の悪魔・魔女や豊穣信仰が
 共通して存在していると考えていた。

『クトゥルフの呼び声』:1926

・エインジェル教授の草稿にコメントがある

 

「世界の実相」 著:ゴーティエ・ド・メッツ
『無名都市』:1921
・忌まわしい文章が記載されている

 

「石碑の人々」 著:ジャスティン・ジョフリィ
『戸口にあらわれたもの』:1933
・悪名高いボードレール風詩人ジョフリィの作品。彼はハンガリーの邪悪で忌わしい村を訪れた後、
 1926年に精神病院で悲鳴を上げながら死んだという。

 

「選文集」(実在)
・1939年、アーカムハウス刊の合作小説。未刊

 

「ゾハール」 → 「光の書」