=カバヤの食玩紹介特設ページ=

今回は完全オリジナルシリーズ

2009.07.18.

『デュエルナイツ外伝 メタルウォリアーズ』
(Kabaya)
198円X4種(中身は外箱で判別可)

(一般発売:09年8月)

思わず店頭で「うおっ」って唸ったね・・・
だってデュエルナイツって言ってるのにどう見てもバイオパズラー+ガイソードだぜ!?しかもリボ玉みたいな間接が見えるんだぜ!?

サイズはいつものデュエル・ブキボーグなどのサイズの箱。この3体・・・というか素体と手足と飾りが1セットで
組み替え合体でロボになる、というもの。中間形態でモンスターモードにもなります。実質3種類の形で遊べる、というもの。
そして最大の驚愕、なんと「オリジナル間接」がついて、晴れてフル可動フィギュアとなりました!

1・2番と3・4番は同型で一部パーツ換え、そして「素体」と「手足+飾り」の素材カラーが逆になっている、というパターンです。
後記しますが、これによって画像の3番ロボの場合は「全身金色」が、そして4番は「全身クリアブルー」が完成する・・・というワケ。

なお、試行販売の時点で1番は売り切れてました・・・あまり可動範囲もよろしくないので、最も動かしやすく説明しやすい3番をつかってます。

中身、上が袋から出した状態。
アノマロカリスは組み立て済、ジョイントは自力で組みましょう。
ちょっと硬くてあわせづらいですが、自分はリボ用ドライバー使いました。
ちょうどリボ玉・小と同じサイズなので使えます。

 

下、アノマロカリス分割。ご覧の通りの構造で
汎用ジョイント以外にも首部分に可動軸が設けられています。

単体、メタルバット・メタルティラノサウルス・メタルアノマロカリスx2。
さすがにこれだとあまり遊べません・・・まぁ合体前ってことで。
なおティラノの前肢は固定です。

 

モンスタータイプ合体、メタルドラゴン。
ぶっちゃけ手と飾りがついただけ。まぁ気分気分。
ほぼロボ形態と同じなので、よく動きます。

ウォリアータイプ、メタルドラグーン。
合体前提とはいえ、このプロポーションの良さは異常。
よく見ればわかりますが、メタルドラゴン時とは太腿接続位置が別。
同じパーツで、逆関節とヒーロー膝を見事両立させてくれました。

 

旧デュエルと比較。
関節分の水増しを考えても、明らかにデカい。
これ・・・同じ値段なんだぜ・・・

可動。
こいつの場合、肘・膝・足首が各々汎用関節になります。
また上記のとおり、アノマロカリスの首に当たるジョイントが肩に来て
これも相当に自由度高く動いてくれます。
残念ながら首・腰・股関節は従来のデュエルと同じ一本軸。
特に股間は丁度いい角度はついてますが、やはり一軸は厳しい。

立て膝も少々ふとももを上げすぎ気味ですが、可能。
信じられるかい・・・これ・・・300円なんだぜ・・・

2番ロボ、メタルイカロス。

メタルフェニックス・メタルタイガー・メタルコブラx2
ご想像どおり1番ロボはライオンでした。
タイガーは随分勇ましい前足ですが、残念ながらこれも固定。
後肢も一本軸で回るだけで、しかもロボ合体時も太腿についたまま。
主役ロボの素体なのにこのやっつけ仕事だけはちょっと・・・

 

モンスタータイプ、メタルウィングタイガー。
手コブラと羽根ついただけ。しかもフェニックスの生首放置合体。
タイガーほぼそのまんまなので、首が寸詰まりですねえ。

ウォリアータイプ、メタルイカロス。
胸タイガーで鳥頭という斬新すぎるブレーメン。
手もまんま翼・・・ですが、ご覧の通り1号ロボ時の足です。
この体の翼にしてはやや貧弱なのが残念・・・

荒ぶる鷹のポーズ!!
足コブラは逆にしたほうが可動の邪魔になりません。
ていうかこんな悪魔いましたね。

4番ロボ。

メタルプテラノドン、メタルスピノサウルス、メタルアノマロカリスx2。
メタルドラグーンの真逆な配色です。
プテラ頭とスピノ背びれのおかげで、こっちのほうが重いという。
ていうか明らかにボリューム不足な3番。
背びれかプテラ頭、どっちかを3番に回すべきだったんじゃ・・・

モンスタータイプ、メタルプテラドラゴン。
一応翼ついてるんですが、ボリューム不足なのでなんか・・・
プテラ頭は前後に長くてハッタリ効いてます。

合体形態、メタルプテラグーン。
足が肩に、手だったアノマロカリスが足に・・・というパターン。
いわゆる「スクランブル合体」というやつでしょうか。
ただ、2番と4番の合体はいかにも「アナザー合体」といった風情で
バランスも可動も正直1・3番に圧倒的に劣るのが残念。

 

ということでメタルイカロスを1番ロボの合体にスクランブル!
アナザーイカロス・・・みたいな。なんか策士っぽい扇。
やはりこっちのほうが圧倒的に良スタイルですね。
コブラはアノマロカリスの逆に尻尾に可動軸が仕込まれています。
ていうか1号=主役ポジションのロボなのにコブラ尻尾が肩ってすげぇ。

そして3・4番を組み替えて全身同じカラーへ。
比較用に、最も見栄えのする3番合体で。

よく考えたら「赤に銀」「青に金」って、ブキボーグの配色ですね。

荒ぶる鷹のポーズ!

もうグリグリ動くこと。しかもこの形ならポロリも皆無、本当に凄い。

汎用ジョイントについて。

ミニリボに使われているリボ玉・小と比較。
ご覧の通り、若干軸が短いだけで径も玉サイズも全く同じ。
よって、普通のリボルテックのジョイントとしても使えます。
しかもリボと違い、このサイズのくせに噛み合わせが硬い硬い。
すぐへたれ気味だった足首などにも全く負けないガチな硬さ。

公式合体メタルドラグカイザー・・・といきたい所ですが
1番がいないので一部流用。本当は胸ライオンです。
あいかわらず公式合体はダサい・・・

関節追記。
上が汎用ジョイント、下がリボ玉・小。
はっきり言ってカバヤのほうが硬い。

信じられるかい・・・あぐらがかけるんだぜ・・・300円なのに・・・

男の子ならやってやれだ!3体余剰なし全合体!

・・・さすがにこのサイズの無茶合体になると一部保持が厳しい。
ちなみに今回は頭飾り(プテラ頭や虎頭)以外はすべての軸径が同じで
組み換え合体が非常にやりやすくなっています。
飾りに使える部品も多く、まったく時間泥棒もいいところだな!

 

レッツ!アッセンブル!

怪人だこれ

ということで、大きいリボと。勿論軸径が同じなので問題なく合体。
動物モチーフなのでクセはありますが、本家にはできないような
昔の特撮のようなチープな怪人が再現できそうです。
ていうか普通にリボ玉の代わりになるだけでも脅威すぎる・・・

いつもより多い画像が興奮を物語る。信じられるかい・・・これ・・・いつもと同じ値段なんだぜ・・・
単体でも遊べる、保持力良好、可動範囲上等、組み換え性能向上、超汎用関節x6、そしてお値段据え置き。
コレこそ本当の「現代のゾイドガム」、カバヤの平成版オーパーツと言って過言ではないでしょう。
発売は2ヶ月先・・・と思いきや、どうやら来月にはもう発売のようです。これはお買い得、マジオススメ。

お菓子は当然、いつものカバヤガム。