=カバヤの食玩紹介特設ページ=

DK戦国時代

2010.06.

『デュエルナイツ 戦国烈伝』
(Kabaya)
300円X4種(中身は外箱で判別可)

(一般発売:10年07月)

発売間近ですが一応。

学園DKも始まり、次は去年流行った戦国かなーと思ったら本当に戦国編になったデュエルナイツ!
基本的にメタルウォリアーズ準拠のボディになっています。
フル可動でアクションポーズ思いのまま、合体する「伝説の鎧」は・・・皇帝龍だこれ!?

外箱。
DKのデフォどおり、外箱で中身がわかります。
メタルウォリアーズ同様の「顔以外共通の成型色替え・手足パーツ位置換えで2種のロボ」という形式。
奇抜なパーツだったメタルウォリアーズと異なり、オーソドックスな戦国甲冑ロボにしたおかげで前シリーズのDK同様に普通にカッコイイです。
ぱっと見でもあまり流用感がないのがいいですね。

ちなみにストーリーは・・・

ブルーの息子シアンが修行の旅でたどりついたのは、かつて地球という惑星の日本という国に伝わる武士道を重んじる惑星「大和」。
そこのDKは戦国武者を彷彿とさせるものだった。「龍神の鎧」をめぐる戦いが始まる・・・

・・・とのストーリーが箱背面に共通で書かれているのみです。設計図は箱裏印刷。今回はDKなのにストーリーがありません。
しかも1ロボが赤、青は3ロボなのでシアン君が伝統どおり3ロボなのか、まさかの赤ロボ搭乗なのかは不明です・・・

中身+素体ロボ。素材は非フタル酸PVC+PP、共通ジョイントはまた自分で組めというパターン。今回もこれは先行販売分のみかな?
メタルウォリアーズではやたら硬くて組みづらいジョイントですが、若干改善されたのかスっと組めてガッチリ保持。
壊れそうな方向に力が加わるとパカっと外れるので、破損も心配いらないです。
あいかわらず目まで細かく彩色されています。

1ロボ、「紅蓮丸」。でかい剣が素敵。

アクショーン。
箱絵では登龍剣やってますが、もちろん玩具でも両手ふりかざしが可能。これ食玩なんだぜ・・・
ただし残念なことに肩の可動がDK同様の水平軸一本に退化しているため、あまり派手な構えができないのが残念。
メタルウォリアーズでも肩(股間)関節は一つが共通ジョイントでなく素体側の関節でしたからねぇ・・・
それでも爪先に回転軸があり、結構かかとも大きいのでかなり大仰なポーズでも自立できます。

開きパッケージと背面。これで大体どんなものかわかると思います。

2:「黒鉄丸」

黒田長政だこれ!黒光りする甲冑に凶悪な赤いマスクが実に悪役戦国武者で震えます。黒地に朱の塗装なのですが結構色乗りが綺麗。
紅蓮丸の手足変更なだけですが、エプロン鎧もあって随分印象が違いますね。ちょっと足が貧弱・・・
脱いだら胴体はまんまですが。もちろん紅蓮丸式に組み替えもできます。
そして額の穴ですが、紅蓮丸と下記の蒼龍丸のハチガネを取り付けられるのです!やべぇ!よくわかってやがる!

3:「蒼龍丸」

奥州筆頭!奥州筆頭じゃないか!!
ちゃんと右目にカバーがついて独眼竜になってます。伝説武器も合体用の龍の頭そのまんまという豪快ぶり。弓・・・か?
いかにも戦国といった鎧パーツがかっこいいです。ただ、弓なので腕を水平に構えさせたいのですが・・・
肩軸の関係で前ならえしかできません。それだけがただ残念。かっこいいのに。
奥州筆頭の代名詞である三日月は巨大で他のロボにも実によく合います。

4:「白鋼丸」

緑色に塗って輪っか持たせたくなります。巨大な肩アーマーと長い爪が素敵。
かかとが蒼龍丸の拳そのまんまなのが辛いかな・・・拳パーツは共通にしてもよかったような気はしますが・・・
こちらは肘から先で表情をつける武装なので、今回のジョイントでも問題なくアクションできます。
今回の伝説鎧、肩やツメはこの3・4ロボでの接続しか想定していないので・・・伝説全部載せは紅蓮・黒鋼では不可能。残念。
そもそも今回はフルアーマーは公式見本にはありませんけど。
下はオリジナル組み替え、ちょっと龍の頭をもてあます。前後に長いので胸龍がしづらいんですよね・・・

伝説鎧枠「龍神の鎧」。
合体して「鎧龍騎(がいりゅうき)」に!なんかいたなそんな名前のゾイド。
肩の軸で全ロボともライドオンできます。素立ちになりますが。正面からはいいんですが、やっぱり後ろがちと貧弱か・・・
下半身が弓を半分にした足+刀の胴体、ですから。まぁ仕方ない。いっそワイバーンにしたほうが良かったかも。

さらにロボ4体と組み替え合体、全長27cmの「鎧龍神(がいりゅうじん)」完成!!
シンメトリカルドッキングみたいな名前だな!昔カバヤが食玩出してたから合法です!
ロボがまるまる入るのではなく、パーツを少しずつとってきて完成、という形。
ていうかそもそも4ロボそろえなくても、素体部品は1ロボと3ロボ一体ずつあればOK。伝説鎧は全員必須ですが。
さすがにこのサイズになるとヒョロさが激しいですね。サイズはfigmaに対して中型犬くらい。
そして丸々余る黒鋼丸。ひでぇ。紅蓮丸式に組み替えています。ヒーロー体型だけどこっちのほうがカッコイイなー

最期に、オリジナル組み替え・全載せフルアーマー。左手の巨大三本ツメを持たせてもなお二足で自立可能という安定感。マーベラス!

 

お菓子は当然、いつものカバヤガム。ラムネは!前回のラムネは何処行ったんですか!?(涙)

 

予想通りというか、ちょっと前に流行ったので確実に戦国来るなと思ってましたが・・・来ましたね。
デザイン、塗装、どれをとっても文句なし。やはり唯一、アクションフィギュアで肩の可動が死んでいるのだけが辛いです・・・
メタルウォリアーズでは肩のパーツそのものを関節にするという荒業でしたが、今回は太腿まで2種のロボ共通なので
それができなかったみたいですね。ジョイントの数はどうしても1組足りない、かといって現状から減らすわけにはいかない・・・難しいところです。
まぁご覧の通り股関節ー太腿が共通なので、そこを素材関節にすれば股関節分の汎用ジョイントが浮くのでそれ使えばいいと思いますけど。
ぜひともココだけは次回に改善してもらいたいです。肩さえ動けばもう完璧かと。